ご連絡を頂いたのは、去年の暮れ頃でした。ご実家の解体を考えており本を整理するために一度来て頂けないかとのご依頼でした。お電話を頂いたのが娘さんでご近所にお母様が住んでらっしゃるとのことでしたので、岡谷まで一度伺ってみることに。
最初のお話では揃いものの全集の名前を挙げられ、その他数学関係の専門書があるとのことだったので、それほど量は多くないかなと勝手に思いながら到着してみるとびっくり。解体する実家の他に倉のような倉庫が2件ほどあり、そこには大量の書籍が山積みでした。
出張買取では往々としてこういうことが起こります。やはり、現場を見てみないとどういうものがあるかわからないということが、この仕事の鉄則です。1日ではとても運び出せずにその後合計3回に渡って訪問させて頂き、なんとか買取を終えた次第です。
やはり、無人の家に置いておくとどうしても本は経年からヤケ・埃などで痛んでしまいます。その中でも出来る限り状態の良いもの、価値のあるものを選別して運びだしました。
実際に価値のある本も保存状態が悪いゆえにその価値を落としてしまうというものも多くあります。倉や倉庫などに眠っている書籍があればぜひ、早い時期にご連絡を頂ければと思います。
たくさんの貴重な書籍をお売り頂きありがとうございました!!