2月後半から3月初旬にかけては本当にレコードの買取が多かったです。そのいくつかをピックアップしてみます。
①松本市内にお住まいの方から60・70年代ロック(洋・日)を買取
枚数でいうと150枚くらでしょうか。内容としてはロックが中心。洋楽は国内盤が多かったものの中にはオリ盤も含まれていて、かなり慎重に査定をしました。日本のロックでははっぴいえんどやめんたんぴん、村八分などなかなか貴重盤が満載でレコード査定では今年に入って一番の高額査定に。セレクトがギターがかっこいいバンドばかりで、昔ギターを弾かれていたのかと勝手に想像してしまいました。いわゆるペンタでかっこいいフレーズを弾くギタリストの多いバンドですね。こういうのはサウンドの好みがはっきりとわかります。
②塩尻市にお住まいの方からsp盤を買取
蓄音機も設置し、spに力を入れようとしている矢先に持ち込んで頂きました。フランク永井のピクチャーレーベル盤などをはじめとしてなかなか面白い盤がありました。ただ、spの場合はどうしても劣化・カビ・ワレ→その後の清掃などもあるので一枚一枚査定は難しく、基本的にはジャンク扱い、まとめての査定となります。
③諏訪にお住まいの方から国内盤洋楽ロックを買い取り
こちらもやはり王道の60、70年代のロックが中心でした。ただ、全て国内盤だったので、帯の有無が査定の一番重要なポイントになりますが、残念ながらほとんどが帯なしでした。それでも内容は王道が網羅された素晴らしいセレクトで、できる限り査定金額は頑張らせて頂きました。
お店によくこられる常連さんとも以前お話しましたが、昔はオリジナル盤にこだわって集めていたけど、今は国内盤でも自分の楽しめる範囲で集めているとのことです。これには私も同意します。原盤収集だけが決してレコードの楽しい買い方ではありません。いかに安い盤から広く良いものを集めるかが玄人のような気がします。
④塩尻にお住まいの方からclub系の12inchシングルを大量買取
娘さんが以前集めていたもののようで、持ってこられた箱は○ンハッ○ンレコードのもの。その中にぎっしりとクラブ系の12inchシングルがありました。この手のジャンルは私はあまり強くないのですが、中にはハイスタやソバットなどのLPが少しづつ含まれていて、娘さんは私と同年代の方かな?と一瞬思いました。
⑤筑北村にて歌謡曲を中心としたレコードを買取
ご年配の方からご依頼を頂きました。筑北村と聞いて少し迷ったのですが、枚数があるとのことでしたので車で小一時間かけてお伺いしました。峠の途中で携帯ナビの電波が圏外になるなど、無事到着できるか心配でしたが、なんとか辿り着けました。ムード歌謡などのジャンルが中心でしたが、大事にされていたレコードらしく、ご依頼を頂きありがたい限りでした。ご年配の方からの依頼の場合は多少遠くてもできる限り出張に参上したいと当店は努力しています。
以上、たくさんのご依頼本当にありがとうございました!!